解離性障害の日々(闘病記録等)

思ったこと、関心事、気になること、病気のことなどをメインに日々つらつらと書いていきてたいと思っています。

【イオン】パート従業員の時給を平均7%引き上げ

 

 

【イオン】パート従業員の時給を平均7%引き上げ


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イオングループ約40万人、パート従業員平均7%引き上げとのこと。

 

このニュースを知って、大手企業が賃上げに舵取りをしてくれたことを素直に嬉しいし流石イオン、よくやったと思う。賃上げの話になると、“内部留保“を持ち出してくるが、それでもこれ程の物価高騰の中賃上げに踏み切ったことは凄いと思う。

 

大半の企業は難しいだろうが、時給1000円換算で7%なので70円。年間120万円とすると約8万円の見込み。

 

年間給与所得103万円の壁(税金の壁)と、年間給与所得130万円の壁(社会保険の壁)

 

今後パート従業員さんたちは、短時間労働になるだろう。それか、そのままの時給が上がったまま今まで通り勤務すると、次は年間給与所得103万円の壁(税金の壁)と、年間給与所得130万円の壁(社会保険の壁)の問題に突き当たってしまう。

 

でも見てもらいたいのは、6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり、国際比較)である。

 

壁を越えないように短時間労働に抑える人が多いだろうと思うし、実際国際的に見ても日本の女性の家事や育児は先進国の中でも1番時間が多い。

 

6歳未満の子どもを持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり、国債比較)

(引用元:男女共同参画局)

日本の女性家事・育児の時間の割合も、今後改善してかないといけない場所であるが、男性の育児・家事・育児関連時間の少なさも、問題であろう。

 

男性の方の方が責任も負担も仕事だけに関しては、確かに大変かもしれないけれども、仕事でヘトヘトの中、帰って来て子どもの相手だと本当に頭が狂いそうになるだろうから男性も奥さんの会話だけでも「うんうん」と聞いてあげて、お互い大変だと思うが何とか奥さんのサポートをして頂きたい。

 

日本の働くお母さん超ハード

 

とにかく、日本の女性には本当に少しくらい休んでもらいたい。そして、子どもさんの年代によっても、手が掛からない時もあれば手が掛かる時もある。それらを考慮して沢山収入を得たい時は税や社会保険の壁なんて考えることなく働いてもらいたいし、働ける状態でなけでばその時は勤務時間を減らしせられるように、とにかく壁を撤廃してい頂きたいと思っている。

 

社会としては皆短時間労働になると、次は人手不足のが出てくるのではないだろうか?とも思ったりするけれど、私はまず働くお母さんに少しでもゆっくり休んで頂きたい。

 

共働き等世帯数の推移

 

共働き等世帯数の推移(引用元:男女共同参画局)

 

このグラフからも分かるように、家族の形態、共働き世帯の常識が昔とは大きく異なっている。そんな中未だに税や保険料の壁とか言ってももうミスマッチが起こっているのは当然であろう。

 

しかし、年間給与所得103万円、130万円の壁を撤廃することによって、この制度の何が変わって来るのかも調べておく必要はある。また今度これらの壁の撤廃により制度どの部分が変わる等のことも調べておきたいと思う。

103万円の壁、130万円の壁の文字と電卓

人手不足問題

人手不足の問題も今後は考えていかないといけないとは思うが、とにかく、これ程まで不景気や物価高騰が叫ばれる中賃上げしてくれたこのニュースは暗いニュースがはびこっている中、明るい気分になった。

 

賃上げできる企業と出来ない企業等、これから格差も明確になって来ると思うが、賃上げ出来そうな企業はイオンに続いて賃上げに舵取りをして欲しいと思う。

 

久しぶりに少し明るいニュースだ。

 

さいごに

日本の給料はなかなか上がっておらず、世界から見てもなかなか給料が上がっていない国である。去年も全業種で2.2%しか上がっていない。

今年の頭に、岸田総理が財界の集まりで物価上昇を上回るなることを狙って企業にメッセージを送ったが難しいと思う。

それに、日本の企業の99.7%は中小企業になるので、中小企業がこの賃上げについていけるかどうかが問題となるのであろう。価格転嫁もしにくいところではあるが、何とか大企業に踏ん張って貰って、中小零細企業も賃上げして、働く社員のモチベーションも上がって、利益も上がるような好循環になって欲しいと願う。そして、物価を超えて賃金が上がる事を願う。

 

そして、私はこの賃上げの話の中で、年間給与所得の103万円130万円の壁の撤廃を、今の共働き等世帯の推移を元に改訂していって欲しいと希望した旨を書かせて頂きました。

 

今すぐにこの年間給与所得税や保険の壁を撤廃するのは無理だとは思うが、撤廃することのメリットやデメリットなどを考えながら、撤廃することによってどのような波紋が広がるか見ていこうと思う。

 

“賃上げ”と一言で言っても、ゾンビ企業で生き残っている企業も18万社以上あるので、なかなか厳しいとは思うが、AIを上手く活用するなり何か模索しながら賃上げも出来たらと思う。

 

 

脱線してしまいましたが、、、汗

 

本日もありがとうございましたm(__)m

 

では、また(^^)/