ヒトラーの忘れもの
商品紹介
大人が残した 理不尽な任務。少年たちが見つけるのは、憎しみか 明日への希望か―
第二次大戦後のデンマークで、ナチが埋めた200万個以上の地雷を撤去したのは、異国に置き去られたドイツ人少年兵達だった。
残酷な史実を題材にした本作は、戦争の現実を浮き彫りにし、観る者に問いかけてくる。
【ストーリー】
1945年、ナチス・ドイツによる占領から解放されたデンマーク。ドイツ軍が海岸線に埋めた無数の地雷を除去するため、捕虜のドイツ兵たちが駆り出された。彼らは地雷を扱った経験がほとんどない。彼らを監督するデンマーク軍のラスムスン軍曹は、全員があどけない少年であることに驚くが、容赦ない暴力と罵声を浴びせる。
少年たちは祖国に帰る日を夢見て苛酷な任務に取り組むが、飢えや体調不良に苦しみ、地雷の暴発によってひとりまたひとりと命を落としていく。そんな様子を見て、ナチを激しく憎んでいたラスムスンも、彼らにその罪を償わせることに疑問を抱くようになる。
やがてラスムスンは、残された任務をやり遂げて帰郷を願う少年たちの切なる思いを叶えてやろうと胸に誓うようになる。しかしその先には思いがけない新たな苦難が待ち受けていた…
この映画（DVD）を観て
終戦し戦争は終わっても、このような“地雷除去”が待ち受けている事ことを知って“地雷”のことがずっと気になっていた。
この映画の内容は第二次世界大戦敗戦後、ドイツ軍がデンマークの海岸線に埋めた地雷を、埋めた自国のドイツ軍の少年兵たちが、地雷を撤去するために集められ少年兵たちで一つ一つ地雷を撤去していくというストーリーであった。
地雷を踏んで死ぬか負傷するか。
いつになれば本当の意味での戦争は終わるのだろうか。
地雷
地雷は1970年頃からあり、現在まで改革が進んでいるということであったが、地雷自体の単価はとても安く、1つ300円程度で作れてしまう。今は外装が金属からプラスティックや陶器に変わってきているとのことである。
“負傷者が出れば良い”という観点で地雷は作られているが、勿論死んでくれても御の字だということなのだろう。
地雷は主に「敵の行為を制限する」ということが目的だそうだ。
この映画の悲惨さを見て、何とも皮肉な思いを抱いたし、少年兵たちが可哀想で堪らなかった。
戦闘の第一線命を落とす訳でもなく、どうしてこのような場所で、しかも自国の軍部が置いたものを一つ一つ除去して。正直終始心苦しかった。
地雷除去
でも、ストーリー的にもとても引き込まれたし、“戦争”と言葉一つで片付けるけれども、こんなところにまで戦争の飛び火してくるということを始めてしった。
そして現在は下記YouTubeにあるように、7憶5000万の赤字になってまで地雷除去機を作ってくれている人がいる。
南アルプス市・山梨日立建機の“雨宮 清氏”である。
「ヒトラーの忘れもの」という映画はデンマークが舞台となっているが、下記YouTubeはカンボジアの地雷のことである。
カンボジア地雷対策センターCMACなどがあるそうだが、雨宮氏の地雷除去機を使って今でも地雷の除去に奮闘している。
地雷除去機の性能もだんだんと上がってはいるそうだが、まだまだ埋められているので見つけ処理しなければならない。
現在ロシア、ウクライナ問題
また、現在ロシア、ウクライナで起こっている戦争も地雷は使われているだろう。
地雷も性能は良くなっているだろう。
ミサイルや銃だけが兵器ではない。
調べたところによると
ロケット弾に込めて発射し空中で散布するPFM対人地雷は、特徴的な形状から「バタフライ（チョウ）地雷」「花びら地雷」などと呼ばれる。 ウクライナはオタワ条約の締約国で、2020年までに旧ソ連時代の在庫の多くを廃棄した。しかし2021年、PFM地雷330万個以上が依然廃棄されていないと国連（UN）に報告していた。【翻訳編集】 AFPBB News（引用：
未だにPFM地雷（ロケット弾に込めて発射し空中で散布する地雷）が330万個以上は廃棄されていないという。
カンボジアの経験をいかして地雷除去機で破棄出来ればと思うが。。。
なし崩し的に除去してくしかない。
今起こっている戦争をこんな視点もあるのかと、多面的に見れるようになると思うんで、よろしければAmazonプライムやDVDででも御覧頂けたらと思いますm(__)m
本日もありがとうございましたm(__)m
それでは、また。
